どっかの占い師のひとりごと(한국어 공부중)

占い師という職業で食べている人間のひとりごと

紀伊勝浦への旅行①

七夕後に美容室へ行ったところからが実はこの旅の始まりでした。神奈川に住む私ですが長年髪を切ってもらっている美容師さんが埼玉県大宮市の美容室へ移籍されたので、2ヶ月に一度くらいのペースで通っているのです。

 

いつも通り髪を切ってもらい、美容室を出ると一台の車が目の前からやってきました。ふと目に入った車のナンバーが音沙汰ない彼氏くんの誕生日ナンバーで、思わず笑ってしまいました。

 

神奈川へ帰ろうと大宮駅へと入っていくと、ドン、ドン、と低い太鼓の音が聞こえてきて、吸い寄せられるように太鼓の音の方へと歩いていくと、イベントで獅子舞が舞っていました。

 

太鼓と横笛に合わせて静々と、時に荒々しく舞う姿に見入ってしまい、しばらく経つとどこの獅子舞なのか気になりました。横笛を吹く方の法被を見ると「早池峯神社」と書かれていて、すぐ横では岩手県遠野市のイベントがやっていたので、遠野市にある神社さんなんだろう、と察しはつきました。

 

電車の時間もあったので、そのまま獅子舞を後にし電車に乗り込み帰宅し、帰るとネットで早池峯神社を調べてみました。

 

すると御祭神が「瀬織津姫」だったので驚きました。この神様をお祀りすることが珍しく、また、まさかなぁ…と思いつつもツインソウルとなかなか縁が深い神様なので、美容室を出たときの車のナンバーを思い出してはまた「まさかなぁ」と呟いていました。

 

それから2~3日後、明け方にふと目が覚めて、Twitterを開くと滝の動画が飛びこんできました。明け方で眠かったのですが、その滝があまりにも凄くて、それから数日頭から離れませんでした。

 

ちゃんと調べてみると、その滝は「那智の滝」と言って和歌山県紀伊勝浦にあるらしい……と。いやいや遠くて行けない。まあ8月に休みでも取って行くか…と思ったけれど、身体の反応がなんか8月ではない。。「7月中か…」唯一休めそうな日は20日と21日。弾丸で滝を見に行くことにしました。

 

しかし、電車のチケットを取ってからもなんか行くのが怖くて、何度もキャンセルしようと心が揺れました。それでも行こう、と決めたのは前日の夜でした。

 

夜の瞑想時に「饒速日命」が出てきたのです。「私が案内して連れて行くから問題ない」と聞こえ、うとうとしていたら結局緊張して1時間しか眠れなかった。そんな出発の日でした。

 

つづく