どっかの占い師のひとりごと(한국어 공부중)

占い師という職業で食べている人間のひとりごと

亡くなった友人が夢に出てきた

普段、結構ひっちゃかめっちゃかな夢を見る人なんで、占い師だと霊的な夢とか見てるんだろう…という世間の予想を丸ごとひっくり返しているんですが、なんかたまに「あれ?」と思うようなリアリティあり過ぎる夢を見るんですよ。たまにですが。

 

今日が正にそうで、夢の中でドライブを楽しんでいたんです。運転してくれていたのは6年前に亡くなった友人で、走っていたのは北海道でした。なぜ北海道と分かったかというと、目の前に羊蹄山が見えていて、私が興奮しながら「羊蹄山だ!羊蹄山!」と言っていたんです。

 

すると、彼は「後ろ見てみな」と言うから後ろを振り返ると、絶対に有り得ないのですが、夕焼けに照らされる富士山が見えたんですよ。もう大興奮で「目の前に羊蹄山、後ろに富士山だね!!」とはしゃいでおりました。

 

ただ彼は口もとは少し笑みをたたえるのですが、それ以外に何も話さず、なぜか森へと進み、車から降りて森へ進むと山小屋があって、何人かがテーブルを囲んで座って話し合っていました。みんなニコリともせず、彼もそうですが、何かを真剣に話し合っていました。

 

その輪に私は入れない雰囲気でした。そして、彼はまるで私に「ここに居ちゃダメだ」とでも言いたげに私から顔を背けたのです。でも悲しくはなく、不思議と「ああ、彼は今ここが生活の場なのだなぁ…」と感じて、山小屋を出たところで夢は覚めました。

 

目が覚めて、しばらくボーッとしていましたがハッとしました。彼が今眠っているお墓は羊蹄山を臨む場所で、3日前が彼の命日でした。

 

「お前は自分のいる場所で頑張れよ」

 

そう言われている気がして、不思議と少し体調も良くなったから、こんな事ってあるんだなぁ…と面白く感じました。白血病で亡くなった彼は、なかなかの美食家で美味しいものが好きでした。明日は久しぶりに都内へ出るので、何か美味しいものでも食べて、天国の彼に自慢してやろうかと思います。(そこかよ)

 

霊的な夢とそうでない夢は違いがあって、どう表現して良いのか分かりませんが、感覚で分かります。霊感がそこそこあっても、普段はなかなかポンコツなので、たまにこういうことがあると、伊達に霊感体質やってないな、と鼻ほじってたりする…やっぱりポンコツです。

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