航空機事故から学ぶこと
折角のお休みをYouTubeの「機場空論」さんの動画でどっぷり溶かしてしまいました。。
なかなかきちんとまとめられている動画で、各国の航空機事故の原因などにも言及して、調査報告を元に作成しているので見応えがあります。
私自身は飛行機にはほとんど乗らないのと、元々飛行機がちょっと苦手なので、新幹線を利用する派なのですが、見ているとかなり勉強になります。
https://youtube.com/c/kijokuron
初めて飛行機へ搭乗したのは高校の修学旅行で九州へ行ったときでしたが、帰りの飛行機で乱気流に入ってしまったんですね。なにしろ初めての飛行機で乱気流…しかも何メートルもガクーンと落ちる、あの感覚。。
羽田に到着したときに半べそでした(T-T)
その後、パリへ旅行をした際に初の長時間フライトを経験しましたが、多少金額は高くても行き帰りとも全日空を選んだのは、その前にパリへ行った友人がロシアでトランジットして乗ったアエロフロートがおっそろしく怖かったと聞いたので、、、
と、大枚はたいて全日空にしたのでした。。
さて、このYouTubeを見ていて思ったのは
・機体要因(整備会社、エンジン会社、機体会社)
・天候要因
・トラブル
という要因がひとつ、もしくは複数重なった状態が事故を起こすことになったと分けられます。
そしてトラブル発生時にどれだけコクピット内の人達が冷静な判断をするか、というのが人命を左右するのかがよく分かりました。
「まあ平気かな」
などというのは航空機操縦にはあってはならないのです。少しでもおかしいと感じた時点で全てをコクピット内、管制官などと共有し、危機に至る前に対処する必要があるわけです。数秒単位の判断です。
そして、このパイロットや管制官の心理的影響が物凄く事故時には関係してくる。人間は危機的状況になった時に、どれだけ冷静になれるかが大切なのね。。
維持を張らず、立場を固執せず、判断を共有し、持ち場の作業を投げ出さない。
なんか耳が痛いですね。。普段の人間関係でもめちゃくちゃ大切なことじゃないですか。。人命優先の為に何を選択するのか、、そんな航空機に関わる方々の真摯な仕事ぶりを自分も学びたいと思います。